第9号:「病院などで治らなかった痛み」その2:色んな「反対側」に出る痛み

 

 

 

 

<第9号(2019.6.15)>

 

 

 

☆★☆──────────────────────────────────────

家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

───────────────────────────────────────── 

こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。

このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースでやらせてもらっています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。




第9号は、こちらです↓


■「病院などで治らなかった痛み」

  その2:色んな「反対側」に出る痛み


■編集後記:ご自分でやれる余地があるなら



_______________________

■色んな「反対側」に出る痛み
_______________________


前シリーズでは、動作改善に必要な「2本柱」の話を各動作を通して、させてもらいました。

その中に登場した「動作をジャマするもの」の代表例に、「痛み」があります。




「痛み」と言っても色んな種類がありますが、薬や手術などで対応するタイプの「痛み」ではなく、

ここでは「徒手」で対応できる「痛み」と、その改善方法などについて、ご紹介して行く予定です。






さて、今回の動画は、こちらです。



「原因が反対側にある場合」(2分28秒)
https://www.youtube.com/watch?v=P881ZdNjsrg&list=PL87Hh0oDQOddcjvPF-0dvutm6kVMe4eI7&index=2&t=0s





動画の中では、

・「人体を球体で考えると分かりやすい」

・「普段どの方向へも伸び縮みできる筋膜だが、一か所が硬く伸びなくなると、周囲の筋膜を引っ張り込む」

・「その結果、球体なら反対側(裏側)が痛みを発する」

・「痛みを発する部位は単に被害者で、痛みの真犯人は縮こまった部位」

などについてお伝えしています。




全身の筋膜(筋肉)には「つながり」があるため、どこかが硬くなってしまうと、

影響が波及しますが、立体である人体においては、色んな「反対側」に痛みが出やすいです。



左右における「反対側」、

前後における「反対側」、

上下における「反対側」、

斜めにおける「反対側」

それらの「複合型」など、



人体が「立体」であるがゆえに起こる「痛み」ですね。




病院などで痛む部位の検査をし、そこを治療しても、原因がそこにないなら当然改善しないので、

痛みに苦しみ続けることになります。




このようなタイプの痛みは、非常によく見られますよ。

「何か月も治療に通っているのに、全然よくならない」という方は

問題がないところを、お金や時間をかけて治療し続けているのかも知れませんね。




_________________
■編集後記
_________________

動画の中では、「反対側」のシンプルな一例として「肩」をご紹介しましたが、

「複合型」になると、例えば、右腕を使い過ぎて硬くなった影響が、左脚の痛みで出たりします。

人体を「立体」、さらには「球体」で考えてみると、「なるほど」となりますね。




「痛み」って、本当につらいですね。

「今日もまた痛むのか」という恐怖感も、気分を落ち込ませます。

しかも、治療費など費用がかかり続ける・・。




ご自分で安全・簡単に改善できる余地があるなら、やれるに越したことはないですね。






最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)



・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、簡単にお伝えして行きます

(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」です)。


・バックナンバー(ページの後半にございます):https://no-pain-yes-gain.com/free/w46