第6号:「立ち上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの

 

 

 

 

<第6号(2019.5.25)>

 

 

 

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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。

このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースでやらせてもらっています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。



第6号は、こちらです↓

■「立ち上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの

■編集後記:私レナトの活動(リリース関係)をご紹介する動画を作成しました


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■「立ち上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの
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メルマガ第2号(バックナンバー:https://no-pain-yes-gain.com/free/w50)でご紹介した

動作改善におけるシンプルな「2本柱」の具体例に関して、

寝返り(第4号)→起き上がり(第5号)とお伝えして来ています

前号で起き上がったので、今回は(ベッドから)立ち上がる、という段階のお話です。




「2本柱」とは、

1)動作に足りないものは足し、

2)動作をジャマするものは取り除く。

これだけです。




1)は、「筋力」であったり、筋肉たちを「連動させるシステム」だったりしますし、

2)は、体(筋膜、筋肉)の「硬さ」だったり、「痛み」だったりします。




この2本柱が動作改善の「幹」の部分で、世の中に存在する様々なテクニックは、そのための「手段」・「枝葉」ということですね。

なので、「幹」を捉えていれば、道に迷うことはありません。あとは「手段」を知ればいいだけですから。

その「手段」も、簡単かつ安全で、労力の負担の少ないものが良いので、レナト式リハビリでは、そういうものに厳選してあります。




余談ですが、リハビリ専門職でも、「手段」・「枝葉」ばかり集めて「幹」を捉えていない人は、どこへ進んで行けば良いか分からず

道に迷ってしまう(患者さんやご家族、リハビリ専門職の後輩などを道に迷わせてしまう)ので、困った存在になってしまいますね。






さて、今回の動画は、3つあります。

「立ち上がり」動作に関して、

1)は2本柱を説明したもの、

2)・3)は、2本柱のそれぞれの例をご紹介したものです。




1)「立ち上がり:どの動作改善も、シンプルな「2本柱」で進めます」(2分36秒←立ち上がりの話は0:50から始まります)
https://youtu.be/MPjEn0qtm1k




2)「動作能力の向上で、介助量を減らす」(2分10秒)
https://youtu.be/utLT_NxlBNE




3)「起き上がり:背面が硬いと、イスからの「ずり落ち」や「誤嚥」にもつながります」(2分32秒)
https://youtu.be/2TU1DQW00oc

 ※↑動画のタイトルが「起き上がり」となっていますが、「立ち上がり」をジャマする要素と同じなので、この動画です。






動画の中では、

・「立ち上がり動作(の前半)は、上半身は一塊(ひとかたまり)で、股関節を回転軸にしておじぎする」

・「頭の位置が低いと重力を利用しにくいので、立ち上がりが大変になる」

・「身体の背面(の筋膜)が硬いと、胴体を曲げておじぎしにくいので、立ち上がり動作をジャマする」

などについてお伝えしています。






「立ち上がり動作」は、実は「筋力」以外の力をとても利用しています。

逆に、もし筋力だけで立ち上がろうとしたら、腰かけた状態から真上に脚の力で立って行くような動きになり、

ものすごく疲れる動きになってしまいます(1日に何度もやれませんね)。





一般的な立ち上がり動作では、「重力」をうまく利用して、「筋力」の使用を最小限に抑えています。

動画の中でも「ジェットコースター」の例が登場しますが、

自分の上体を(おじぎしながら)前下方へ落とし込んで行く力で、お尻は浮き上がります。





大事なのは、体幹などの支えが弱く、頭の位置が低いと、

ジェットコースターを低い位置から落とすようなものなので、

お尻を浮かせる力が弱くなってしまい、その分を

「筋力」で補わねばならなくなり、動作が大変になってしまうことです。





そのような「非効率的な」立ち上がり動作は、特に高齢者などに見られ、

「重力」を使いにくい→「筋力」でも補えない→介助で人の手を借りる、

という状況になっています。




だったら、シンプルに「頭の位置」を高くしてあげましょう。

レナト式リハビリでは、体幹などの支えを簡単につくります。





あとは、立ち上がり動作をジャマする「背面の硬さ」を取り除いてあげれば、

効率的な=ラクな、本来の立ち上がり動作に近づいて来ますよ。

本来の、「重力を味方につけた動作」に戻して行きましょうね。




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■編集後記
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作成動画が100本を超えたのを機に、私のこれまでのリリース内容や変遷、

今後の話などを動画にしてみました↓


「活動のまとめ:出版作品などリリースして来たものや、今後について」(2分32秒)↓
https://youtu.be/EiWDlIoVW3I



この動画の中では、出版作品から始めて、ホームページ作成、インスタグラムやYouTube、

そしてこの無料メールマガジンまで来た流れなどをご紹介しています。




一つ一つ作業を積み重ねてここまでやって来ましたが、

引き続き、丁寧につくってリリースして行きたいと願っています。





最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)



・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、簡単にお伝えして行きます

(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」です)。


・バックナンバー(ページの後半にございます):https://no-pain-yes-gain.com/free/w46