第5号:「起き上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの
<第5号(2019.5.18)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
第5号は、こちらです↓
■「起き上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの
■編集後記:YouTube用の動画作成100本を記念した動画
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■「起き上がり」動作に足りないものと、ジャマするもの
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メルマガ第2号(バックナンバー:https://no-pai
動作改善におけるシンプルな「2本柱」の具体例を、前回からお伝
「2本柱」とは、
1)動作に足りないものは足し、
2)動作をジャマするものは取り除く。
これだけです。
1)は、「筋力」であったり、筋肉たちを「連動させるシステム」
2)は、体(筋膜、筋肉)の「硬さ」だったり、「痛み」だったり
この2本柱が動作改善の「幹」の部分で、世の中に存在する様々な
なので、「幹」を捉えていれば、道に迷うことはありません。あと
その「手段」も、簡単かつ安全で、労力の負担の少ないものが良い
余談ですが、リハビリ専門職でも、「手段」・「枝葉」ばかり集め
道に迷ってしまう(患者さんやご家族、リハビリ専門職の後輩など
さて、今回の動画も、2つあります。
「起き上がり」動作に関して、2本柱それぞれの例をご紹介したも
1)「起き上がり」動作に不足するもの(これは前回の「寝返り」
「【家族もできるリハビリ】起き上がり、寝返りは「力の拠り所」
https://youtu.be/HYM5BDecpAY
2)「起き上がり」動作をジャマするもの↓
「【家族もできるリハビリ】起き上がり:背面が硬いと、イスから
https://youtu.be/2TU1DQW00oc
動画の中では、
・「起き上がるには体を持ち上げる必要があるが、体を持ち上げる
・「起き上がるには、特に『背面の筋膜』が伸びてくれないと(滑
などについてお伝えしています。
「2本柱」なので、どちらかが欠けても、動作が改善しにくいです
「起き上がり」動作が困難だと、自力での「離床」が困難になりま
背面の筋膜が硬いと、起き上がったとしても「姿勢への悪影響」が
2つ目の動画のタイトルには「ずり落ち」や「誤嚥」という言葉が
「起き上がり」動作は、できる人からすれば、なんてことないので
重力に逆らって重い上半身を持ち上げるという動作は、実際は簡単
横になっている時間が長い人は「筋力低下」や「体の硬さ」がある
持ち上げた後の「上半身の保持」も大変です。
シンプルな「2本柱」を念頭に、取り組んでみて下さい。
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■編集後記
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出版作品(https://no-pain-yes-gain.
そこに書かなかった内容などを、YouTube用の動画として作
おかげ様で、動画が100本を超えました。
その記念として、「セルフ・リハビリ」の動画を作成し、
「体の中心を自分でアッサリ安定させる」方法をご紹介しています
「【動画100本作成記念】セルフ・リハビリ:体の中心を安定さ
https://youtu.be/jcMBPkO-1zk
体の支えが不安定だと姿勢・動作すべてに悪影響がありますし、「
簡単に安定させられる方法があると便利ですね。
苦しい運動はしない「レナト式リハビリ」らしい方法なので、良か
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
・バックナンバー(ページの後半にございます):https:/