第142号:レナト式リハビリのフロー46:移乗介助(で困っている)5
<第142号(2022.1..8)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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発行人の理学療法士 レナトです。いつも読んで下さり、ありがとうございます。
第97号からは、私のホームページ内にある「レナト式リハビリの
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、引き続きよ
第142号は、こちらです↓
■レナト式リハビリのフロー46
「移乗介助(で困っている)5」
■編集後記:迫り来る問題を見据えて
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■レナト式リハビリのフロー46
「移乗介助(で困っている)5」
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今回のタイトルページまでのルートは、フローのスタートページか
「ご家族に、介護やリハビリを必要とする高齢者などがいる人」↓
「ご家族の介護・介助負担の軽減(=ご本人の身体能力向上→その
「あなたは、高齢のご家族をケアする際に、特にどの介助で困って
「移乗(介助で困っている)」↓
https://no-pain-yes-gain.com/f
最近は「移乗(乗り移り)介助」のお話を進めています。
移乗は大きく分けると、これまで個別にお伝えした「立ち上がり」
車椅子などの用具が登場したりするのは新たな要素なので、注意す
ここ数回は、ご本人と介助者が一緒に落下するような現象を取り上
今回は、相手の体が硬い板状で着座して行く際に体をコンパクトに
それに加えて、ある要素が着座動作(介助)をジャマするというお
上記関連動画の二つ目でも、その説明をしている場面があります↓
https://youtu.be/Cvdod-boRdw?t
介助者は重心を下げながら、相手をソフトに着座させて行きたいの
そのためには、介助者の脚はある程度拡げる必要があります。
しかし、拡げたい方向にベッド等の物があると、脚がぶつかってし
結果的に「あびせ倒し」のような感じで相手と一緒に落下している
相手の体が前傾できるほどの柔軟さを普段から出来るだけ維持する
いざ介助する際に硬かったら、どうすれば「一緒に落下」を防げそ
前号までの内容を踏まえると、密着と重心の高さは避けづらい状況
動画の中でもお伝えしている通り「電動ベッドの高さを変えておく
相手のお尻の高さとベッドの座面との高低差を少なくすることで「
これだとベッドの座面に「浅く掛けてもらった状態」なので、その
起き上がり介助の逆(リバース)で寝転んでもらい、相手を横向き
ベッドの中央付近へ寄せ、仰向けにすると良さそうです。
動画の中でもお伝えしていますが、介助に「絶対にこの方法でない
環境やお互いの体格など諸条件次第で、様々な工夫があり得るから
ただ、共通して言えることは、「理にかなっていないと危険だし、
そのためには仕組みを考えながら行うことが大事なので、必要に応
次回は「移動(車椅子)」の介助のお話に進んで行きましょう。
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■編集後記
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コロナの新型株が、また流行しています。
詳細はまだ分かりませんが、感染拡大のスピードがすごいようなの
感染者の絶対数が増えると、重症者数も自ずと増えそうです。
医療福祉関係者への負担が、また大きくなってしまうのでしょうか
それらの心配もさることながら、
医療福祉分野で働くことを希望する人が減ってしまいそうなことを
昨年までの状況を見ても、現場が過酷だったり、地域の人から差別
医療福祉分野で働きたかった人が進路を変えてしまうことを懸念し
2025年問題(団塊の世代が後期高齢者になり、人口の4分の1
もともと少子化も進んでおり、すでに色んな業種で人手不足の傾向
リハビリ分野に関しても同様なので、頼りになる専門職にかかれな
その「ギャップ」を少しでも埋めるべく、私の方ではリハビリ関連
おおまかな内容は書き終わりましたが、色んな修正や体裁を整えた
春頃にリリースできればなあ・・と願っています。またいずれ、進
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
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