非は「両者」にある、と捉えている

 

 

 

交通事故でも、責任割合が100:0で一方的にどちらかが悪いということは、まずありません。 

 

 

 

 

人間同士の間で何かトラブルがあった際は、多くの場合は、どちらにもそれなりに過失があり、また言い分もあるものでしょう。

 

 

 

 

ただし、実習という特殊な環境で、実習指導者と実習生という「いわゆる上下関係」にある場合、両者に等しく非があったとしても、立場の弱い実習生の方に不利に働くことがおそらく多いでしょう。

 

 

 

もし様々なハラスメントなどを実習指導者から受けているようなら、養成校の教員などしかるべき人に相談する必要がありますが、多少偉そうにされたり、バカにされたりすることくらいは「よくあること」と捉えた方がいいかも知れません。

 

 

 

なぜなら、残念ながら、社会へ出ても(有資格者になってからも)そういうことは続く可能性があるので、いちいちキレていたら、やって行けないからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本独自の縦社会の悪影響はあり得ますし、実習生をストレスのはけ口にするような指導者もいるかも知れませんが、あなたが「そういう指導者にならないために貴重な経験をした」くらいに捉えて下さい

 

 

 

「自分がされてイヤなことは、他者にしない」という人間教育(成長)のシンプルな基本を思い出してもらえば分かりますね。

 

 

 

逆に、「私は実習生の時、指導者から~されたから、私が指導者になったら、私も実習生に~してやる」というような、「負の連鎖」に加わらないようにして欲しいと願います。

 

 

 

イヤな流れは、あなたの所で断ち切って、良い流れに変えてあげて下さい

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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