お試し!レナト式リハビリ
論より証拠 !! |
レナト式リハビリの中でも、カンタンに体幹を安定させる方法を試してみましょう。
相手に施すだけでなく、自分自身にも施せるので、ここではセルフの方法をご紹介します。
10秒あれば出来るので、まずはご自分で効果を実感してみて下さい ↓
【開始姿勢】
・腰掛け座位(イスやベッド等に。横から見て、上半身が股関節の真上に垂直になる姿勢)
・ご自分の両手を、両膝に置いて下さい(右手を右膝に、左手を左膝に)
・両脚は軽く「内股」にしておきます。
【方法】
・両手で両膝を手前に引きます(大腿骨を骨盤の方へ引きます)。
・お腹(腹筋)が「自動的に」収縮する感覚が得られれば、10秒間キープします。
【効果】
・(個人差はありますが)1日1回10秒を続けると1週間程度で腹筋が「自動的に」締まりやすくなります。
・体の中心で「力の拠り所」である腹筋が締まると体幹が安定し、いろんな姿勢や動作が安定します(逆に、お腹に力が入らないと、どんな姿勢や動作も不安定になりますね)。
・腰が自然と反り気味だった人は、腹筋が締りやすくなることで、腰の反りが軽減し、腰痛などが軽減します。
・体幹の不安定性があった人で、腰や肩など周辺の筋肉が肩代わりして支えていた人(その結果、腰痛や肩こりになっていた人)は、ラクになります(腰痛や肩こりが軽減・消失します)。
・イスを使う際は「背もたれ」が必須だった人は、体幹の支えが強まることで、気づいたら背もたれを使わなくなっていたりします。
【注意】
上半身が後傾または前傾していると、効果が出づらいです。
上半身の重さが腹筋にうまく載らず、腹筋の緊張が高まりにくい(フニャフニャの状態の筋肉に刺激を入れても収縮が強まりづらい)ためです。
両脚(両膝)が開いているのも、効果が出づらくなります。
大腿骨の開きに連動して骨盤が緩み、腹圧が下がることで腹筋の緊張も下がり、フニャフニャの状態になるためです。
「内股」で行うのは、その逆の状態にするためですね。
↑これらは「効果が出る」云々以前に、両膝を手前に引いた時に「腹筋の収縮」を感じにくい(手ごたえを感じにくい)です。
【参考動画(YouTube)】