第91号:在宅生活の環境整備21:人的環境⑪ ~背中が丸く固まると、仙骨座りなどに~

 

 

 

 

<第91号(2021.1.16)>

 

 

 


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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~

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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。

このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースでやらせてもらっています。

拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお願い致します。






このメルマガは、自分が作ってきたYouTube動画が増えてきたため、

「こういう順番で動画を観てもらった方が、分かりやすいですよ」というガイドとして始めました。

動画の内容の補足も、メルマガの文章中に書かせてもらっています







最近は、「在宅生活の環境整備」に関する動画をご紹介しています

もともと、超高齢社会で病院のベッド数が不足したり、

高齢者施設は(職員不足で)入所制限がかかったり、と

病院や施設に入れないから「自宅で」「在宅医療を」という人が増える傾向にありました。







仮に施設などに入れるとしても、住み慣れた自宅で何とか生活を続けたい人や、

経済的な問題で(在宅医療の方が費用が抑えられるという理由で)在宅生活の継続を選ぶ人も少なくありません。

ならば、少しでも在宅生活を継続できるよう、留意点や工夫などをご紹介して行きます。

最近は「環境要因の一つである、人的環境(ご本人や周囲のご家族など)」に関する動画をご紹介しています。








第91号は、こちらです↓


■在宅生活の環境整備

  「人的環境11 ~背中が丸く固まると、仙骨座りなどに~」



■編集後記:ラクな姿勢で人生100年時代を



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■在宅生活の環境整備

  「人的環境11 ~背中が丸く固まると、仙骨座りなどに~」


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「自分自身のこと」は意外に自分で分かっていないように、

「自宅」のことも、意外に分かっていない場合があります。

そのために「転倒で大ケガ→入院→施設入所→自宅へ戻れず」とならないように、

こういうことに留意して下さいね。↓







「【家族もできるリハビリ】円背、仙骨座り:姿勢改善も「2本柱」で」(3分41秒)
https://www.youtube.com/watch?v=ZskKLDDAz74&list=PL87Hh0oDQOdeDW4HobWyu55viPfhwKc92&index=12





動画の中では、

1.「仙骨座り(ずっこけ座り)になる場は、背中が丸く固まっているケースがある」

2.「背中が丸く固まっている場合は(伸ばせないので)、そのままで安楽に過ごせる方法を探るのが現実的」

などについてお伝えしています。










最近のメルマガでお伝えしている「体が硬くなる悪影響」の一環として、

今回は板状に硬くなるのでなく「背中が丸く固まった硬い体になっている場合」をお伝えしています。

丸く固まっていない(伸ばそうと思えば伸ばせる)状態なら、「レナト式リハビリ」で土台や柱をつくってあげれば良いのですが、

固まってしまっている場合は、その状態でも物理的に安楽な方法を探るわけです。









この時も、介護・介助する人は、相手の姿勢をマネしてみると、どういう状態なのか分かりやすくなりますよ。

例えば、背中を丸くしたまま(車)イスに腰かけると、どうなるか

そのまま立ち上がろうとすると、どれだけ立ちづらいか。

車いすの背もたれを(リクライニングやティルトで)後傾させると、どんな状態になるのか・・などなど。









道端でも背中が丸くなったまま(腰が曲がったまま)歩いている高齢者を見かけますが、

固まってしまうと(基本的には)戻しがたく、非効率な動きになってしまう(疲れやすくなってしまう)ため、

背中が丸く固まらないように、普段から予防的に手を入れておきたいものです(放置するのは人的要因です)。

「レナト式リハビリ」のその1~3では、上半身を立て直す作業をするので、参考にしてみて下さい↓

その1~5の説明ページ→https://no-pain-yes-gain.com/free/w25









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■編集後記
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仙骨座り(ずっこけ座り)は、若い人でも疲れていたり、ウトウトしているとなりますね。

疲れや眠気で体に力が入らず、上体を支えられないために重力に負け、ズルズル下がって来ている状態です。

若い人なら一時的ですが、高齢者の場合は、この状態で長時間・長期間過ごしてしまうと、

その姿勢のまま、体が硬く固まってしまいかねないことが問題です








できれば固まる前に、体の土台や柱をつくって「立て直し」をしてあげましょう。

その方が(自分の体を自分で支えられる方が)ご本人もラクですし

褥瘡(床ずれ)などにもなりにくく、体が長持ちしやすいですよ。

人生100年時代?、苦しい姿勢や状態で何年も余生を過ごすのは大変ですからね。












最後までお読み下さり、ありがとうございました。

発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、

早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい


では、また次回をお楽しみに!

(レナト)



・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、簡単にお伝えして行きます

(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」です)。


・バックナンバー(ページの後半にございます):https://no-pain-yes-gain.com/free/w46