第82号:在宅生活の環境整備12:人的環境② ~ただ歩かせると逆効果かも~
<第82号(2020.11.7)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
このメルマガは、自分が作ってきたYouTube動画が増えてき
「こういう順番で動画を観てもらった方が、分かりやすいですよ」
動画の内容の補足も、メルマガの文章中に書かせてもらっています
最近は、「在宅生活の環境整備」に関する動画をご紹介しています
もともと、超高齢社会で病院のベッド数が不足したり、
高齢者施設は(職員不足で)入所制限がかかったり、と
病院や施設に入れないから「自宅で」「在宅医療を」という人が増
仮に施設などに入れるとしても、住み慣れた自宅で何とか生活を続
経済的な問題で(在宅医療の方が費用が抑えられるという理由で)
ならば、少しでも在宅生活を継続できるよう、留意点や工夫などを
今回からは「環境要因の一つである、人的環境(ご本人や周囲のご
第82号は、こちらです↓
■在宅生活の環境整備
「人的環境2 ~ただ歩かせると逆効果かも~」
■編集後記:「不安」は、とても危険な要素です
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■在宅生活の環境整備
「人的環境2 ~ただ歩かせると逆効果かも~」
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「自分自身のこと」は意外に自分で分かっていないように、
「自宅」のことも、意外に分かっていない場合があります。
そのために「転倒で大ケガ→入院→施設入所→自宅へ戻れず」とな
こういうことに留意して下さいね。↓
「【よくある逆効果や誤解】歩行訓練:『量(距離・速度)』は、
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
1.「歩行能力低下の要因の部位を改善しないと、使いやすい部位
2.「弱い部位は弱いまま残り、体がゆがみ、歩行能力も頭打ちに
3.「量(距離や速度)は、質(体の支えなど)を高めれば、あと
などについてお伝えしています。
前回からは在宅環境の中でも「人的環境」として、ご本人や周囲の
今回のお話は、在宅だけにご家族など周囲の人が、ご本人に「歩か
(ご本人が自ら無理する場合も、似た結果になるので、含みます)
動画の中でもお伝えしているように、「故障した車を、とにかく走
安定して効率よく歩ける状態にない人に、歩行距離や速度を求める
逆に、状態を整えてあげれば、距離や速度は後から自然とついてく
「レナト式リハビリ」は、カンタンな方法で、体の土台から立て直
歩行能力が頭打ちになりにくく、伸びて行きやすいですよ。
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■編集後記
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「歩けなくなると困る」というのは、相当な「不安」だと想像しま
ご本人にとってもそうですし、同居するご家族にとってもです。
精神的にも、(介護・介助など)身体的にも、負担がかなり大きく
しかし、ここに大きな「落とし穴」があります。
今回のコロナ禍でも、人々は「不安」から理性的でない行動に出て
トイレットペーパーの買いだめ・買占めなどは、典型例でしょうか
「不安」は人間のメンタルに負荷をかけ、冷静な判断を狂わせてし
そして、その人にとって「大きな不安(恐怖)」であるほど、強い
ただ、物事には「手順」や「段取り」があります。
例えば、料理をつくるのにも、理にかなった手順があり、一瞬で料
「早く食べたい」と焦って、食材や調味料を同時に鍋にぶち込んで
「早く結果が欲しい人」にはツラいかも知れませんが、理にかなっ
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
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