第69号:身体能力低下の兆候3:もうすぐ「歩行困難」になるかも
<第69号(2020.8.8)>
☆★☆───────────────────────────
家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
──────────────────────────────
こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
このメルマガは、自分が作ってきたYouTube動画が増えてき
「こういう順番で動画を観てもらった方が、分かりやすいですよ」
動画の内容の補足も、メルマガの文章中に書かせてもらっています
現在は、まだまだコロナ・ウイルスの影響下にあるため、
外出を控えたりしていると、特に、高齢者などは身体能力が低下し
身体能力の低下は(事故などを除いて)基本的に「100→0」の
大きな変化の前には「兆候(シグナル)」を、ご本人が発している
前回からは、それをテーマにした動画のご紹介を始めています。
第69号は、こちらです↓
■身体能力低下の「兆候」
「起き上がり:こういう現象が見られたら、もうすぐ困難になるか
■編集後記:地球の不安定さの「兆候」は、キツイものがあります
_______________________
■身体能力低下の「兆候」
「歩行:開脚立位や伝い歩きは、歩行困難になる『兆候』です」
_______________________
まず、前回のメルマガのタイトルを、次のように訂正させて頂きま
「もうすぐ『転倒』かも」→「もうすぐ『起き上がり』が困難にな
ホームページのバックナンバーのタイトルは修正済です(すみませ
「転倒」とも関わる内容なのですが、「起き上がり」を前面に出し
身体能力低下の「兆候(シグナル)」にはいくつかありますが、
基本的には各シグナルには関連があり、決して別物ではありません
前回お伝えした「転倒のシグナル」で、上半身の制御がしづらくな
腰掛けや寝転がり時に上半身を「ドサッと」落下させてしまうシグ
「【家族もできるリハビリ】歩行:開脚立位や伝い歩きは、歩行困
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
1.「もうすぐ歩行での移動が困難になるかもという兆候の一つは
2.「もう一つは、何かに触りながら歩く『伝い歩き』をし始める
3.「開脚した姿勢は『体の中心』かつ力の『拠り所』である『お
4.「開脚した姿勢では頭の位置が下がるため、重力を利用した効
などについてお伝えしています。
高齢者でなくても、例えば「たちくらみ」する際は、無意識に両脚
ふらつく体を、広い面積で支えた方が(ついでに、重心も下げた方
体が自動的にそういう対応をすると考えられます。
高齢者などの立ち姿が「開脚傾向」になって来たら、無意識に体が
「もうすぐ支えられなくなる=歩行が困難になる(転倒などもし得
また、家の中などで「伝い歩き」を無意識に行い始めるのも同様で
ご家族から見て、「あれ? これまでは何も触らずに歩いていたのに?」と気づく場合は、
ご本人の体が(無意識でも)不安定さに対応しようとしている可能
これらの「兆候」を放置すると、歩行による移動が困難になりかね
レナト式リハビリで、土台からカンタンに作り直す対応などを行っ
_________________
■編集後記
_________________
人体だけに限らず、何事も急に「0→100」にはなりにくく、
「兆候」を少しずつ発しながら変化することが多いですね。
今年は梅雨が長引きましたが、一説にはインド洋?の海水の温度が
それが本当なら、今回の長雨も、地球が不安定になって来ている「
人体の不安定化も関係者には大変なことですが、
地球規模の不安定化は、スケールの大きさから言っても、トンデモ
最近では「異常気象」が連発し、「異常が普通」という、おかしな
これに慣れて、放置してしまうのは、良くないのでしょうね。
一人一人の「意識」が、集団の「意識」になれば、大きなうねりを
地球が健康でないと我々は生きられないので、
地球が発している「兆候」を無視してはいけないですね・・。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
・バックナンバー(ページの後半にございます):https:/