第61号:介助方法「立ち上がり編:その2 下肢筋群が立つ準備を整える介助方法」
<第61号(2020.6.13)>
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家族がリハビリをする時代 ~ご自分やご家族でカンタンにできて、効果の出るリハビリ~
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こんにちは、発行人の理学療法士 レナトです。
理学療法士はリハビリの国家資格です。
このメルマガの発行は「ほぼ週刊」なので、ゆっくりしたペースで
拙い文章でお見苦しいところがあるかも知れませんが、よろしくお
このメルマガは、自分が作ってきたYouTube動画が増えてき
「こういう順番で動画を観てもらった方が、分かりやすいですよ」
動画の内容の補足も、メルマガの文章中に書かせてもらっています
現在はコロナウイルス騒動の渦中にあり、高齢者がデイサービスな
「介助方法シリーズ」をお送りしています(以前、別なシリーズで
コロナ騒動前のような運動やリハビリが出来ていないと、高齢者の
低下した分は誰かが(特にご家族が)補う必要があるため、「介助
第61号は、こちらです↓
■介助方法「立ち上がり編:その2」
【立ち上がり介助】腹筋の締りを介助でキープして、両脚の筋肉を
■編集後記:人生100年時代の介助方法は、ラクでないと無理で
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■【立ち上がり介助】腹筋の締りを介助でキープして、両脚の筋肉
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前号では「立ち上がり」の介助に進み、相手の肩甲骨を使って背骨
(重力を利用して)ラクに介助する方法をご紹介しました。
ただ、それは立ち上がり動作の「前半(お尻が浮くまで)」の介助
今回は「後半」である、立ち上がり切るまでの介助のお話です↓
「【立ち上がり介助】腹筋の締りを介助でキープして、両脚の筋肉
https://www.youtube.com/watch?
動画の中では、
1.「体の中心である『お腹』に力が入っていないと、いかなる動
2.「相手の『お腹』に力が入ってないと、立ち上がり前半の『お
3.「お腹に力が入った状態でおじぎすると→下肢筋群にも力が入
4.「下肢筋群に力が入ると、立ち上がり切るまでの動作がラクに
などについてお伝えしています。
今回の動画は、このメルマガのNo.40でもご紹介しましたが、
ラクに立ち上がれるには理由がありますし、ラクに立てないのにも
今回もポイントは「運動連鎖」を再び使えるように、介助で誘導し
「運動連鎖」とは、人間が生まれながらに持っている、動作の「効
これを使えるからラクに動作できますし、使えなければ大変な動作
運動連鎖の有無による「ラクさの違い」は、ご自分の体で以下のよ
●運動連鎖「無」の場合;
→腰掛けた状態で、両脚を開き、背骨を曲げ、頭の位置を低くして
〇運動連鎖「有」の場合;
→腰かけた状態で、両脚を閉じ気味にし、背骨を伸ばし、頭の位置
「有」の場合だと、「お腹」に力が入って、動作するための「力の
そのままおじぎして行くと(わざとゆっくりやってもらうと分かり
おじぎの角度が深くなって来ると、太腿など両下肢の筋肉が緊張し
「さあ、今から立つぞ」という、「立つという仕事ができる状態」
「無」の場合だと、それらが起こらないため、体としては効率よく
ただ、介助で「運動連鎖」を使えるように誘導してあげるのは「一
基本路線としては、リハビリにより「運動連鎖」をご本人が自分で
レナト式リハビリでは、そのためのカンタンな方法を色々とご紹介
書籍「家族もできるリハビリ・シリーズ(その1~5 https://no-pain-yes-gain.com/f
書籍は、Amazonにて、電子書籍と紙の書籍があります。電子
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■編集後記
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今回の介助で、立ち上がった状態までをお伝えしました。
実際の生活では、立った後は車イスへ移乗したり、そのまま歩いて
それらの介助方法などは、以前のメルマガ(福祉用具編など)でご
次週はそれらをまとめてご紹介(補足も入れながら)する予定です
他者からの介助を得ないで人生を終えられれば良いのかも知れませ
寿命が延びた現代では、なかなかそうも行きませんね。
リハビリで介助する必要や量を減らしつつ、いざ介助が必要な場面
理にかなったラクな方法で行うことで、関係者みんながハッピーに
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
発行頻度は「ほぼ週刊」としていますが、
早まったり、遅くなったりするかも知れませんので、ご了承下さい
では、また次回をお楽しみに!
(レナト)
・今後もリハビリ関連の内容を、YouTubeの動画も使って、
(YouTubeのチャンネル名は「人生リハビリちゃんねる」で
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